2010年1月26日火曜日

シミ、そばかすへの効果が高いフォトフェイシャル

フォトフェイシャルは、特殊な光を照射して、皮膚のメラニン色素や皮膚の下にある毛細血管などにダメージを与え、シミ・そばかすなどを除去したり、赤ら顔を改善したり、小じわなどを取ったりする、という治療法です。顔全体にフォトフェイシャルの光を当てますが、レーザー治療とは違って痛みが少ないのが特徴です。コラーゲンの再生の仕組みを活性化させ、肌を若返らせることで、美肌効果を得ようとする仕組みがあります。サーマクールとフォトフェイシャルの違いとしては、サーマクールが「シワ、たるみ」を解消するという効果があること、一方のフォトフェイシャルは、シワよりも「シミ、そばかす」への効果が高いとされていることが、挙げられます。また、サーマクールは施術中の痛みがあることが知られていますが、フォトフェイシャルはカメラのフラッシュ程度の強さで、光が当てられるだけですので、痛みという点では少ないようです。また、フォトフェイシャルは3週間おきに5回以上の施術を受けることが理想的といわれていますが、サーマクールの場合は3ヶ月程度たってから2回目の治療を、というペースです。また、フォトフェイシャルは「医療機関でのみ実施」ということを、大変強いセールスポイントにしている医療機器です。エステサロンなどに「フォト・・・」という似た機器を置いているケースがあるようですが、注意が必要ですね。

2010年1月21日木曜日

メスを使って行うフェイスリフト手術

サーマクールはシワ、たるみなどの改善を、メスを使わずにできるという方法です。メスを使って行う方法としてフェイスリフト手術というものがあります。これは、とても簡単に言うと、髪の生え際などの皮膚を切開し、シワ、たるみなどを解消するように皮膚を引き上げてから、切り取って縫いつめるという方法です。フェイスリフト手術のメリットは、効果が実感しやすいということでしょう。たるんだ皮膚を切り取ってしまっていますので、シワやたるみの改善効果は抜群です。しかし、メスを使うということで、怖く感じる人もいるのも、事実です。そこで、皮膚の中に特殊な糸を埋め込んで、皮膚を上に向かって持ち上げて、シワやたるみを改善するという方法もあります。メスを使わないので、いわゆる「プチ整形」に属する方法と考えてよいでしょう。フェザーリフトは、フェイスリフト手術に比べると、効果を維持できる期間が、どうしても短くなるようです。何度もフェザーリフトを受けなおすことを考えると、メスを使ってのフェイスリフトを受けたほうが良い、と考える人もいるようです。サーマクールには、皮膚を切り取って縫いつめるような効果はありませんので、「自分が、どの程度の効果を望んでいるか」ということをよく考えて、治療法を選択する必要がありますね。

2010年1月16日土曜日

サーマクールを受けてはいけない人

サーマクールの施術は、受けられない人もいます。たとえば、ペースメーカーや除細動器を入れている方は施術を受けられません。また、金属プレートを埋め込んでいる、糖尿病がある、傷が治りにくい体質である、といった方も施術を受けられません。妊娠中の方も、万が一のことがあっては困りますので、施術を受けないほうが良いでしょう。たいていの施設では、妊娠中の方への施術は、断っているようです。サーマクールを受けてから長期的に副作用が出てしまうということは、少ないといえるようです。サーマクールの施術後に生じやすい問題としては、「皮膚が赤くなる」ということがあります。一般的な火傷とはことなり、「ほんのりと赤みが差す」とい状態になる人がいます。また、施術部位が腫れた感じがする、という人もいます。ごく稀なケースのようですが、水ぶくれが起こったり、色素沈着が起こったりした、という報告があるようです。これらの問題とは別に「通常の施術方法では、効果が満足に得られない」として、高すぎる出力でサーマクールを照射した場合や、施術の間隔をあけずに追い打ちをした場合なども問題が起こることがあります。サーマクールの施術を行っている病院・医院のうちで、これらのリスク・短所にも精通したお医者さんが、誠意を持って対処してくださる施設を選ぶとよいですね。

2010年1月11日月曜日

サーマクールの効果があらわれるまでの期間

サーマクールは、施術直後から効果が感じられることが特徴です。またそれとは別に、4週間から12週間かかって現れてくる効果もあります。一つ目の「施術直後に得られる効果」は、高周波エネルギーの熱によって、真皮層のコラーゲンがタンパク変性し収縮する、ということで得られる効果です。またもう一つの効果は、熱エネルギーを受けることで、タンパク変性したコラーゲンを、人間が本来持つ健康なコラーゲンに置き換えようとする働きによって、徐々に現れてくる効果です。この効果は4週間から12週間程度続くとされており、この効果によって肌質が徐々に改善されていくというふうに言われています。サーマクールは、あまりに頻繁に受けすぎたり、高すぎる出力での施術を受けると、問題が生じます。「通常の施術方法では、効果が満足に得られない」として、高すぎる出力でサーマクールを照射した場合や、施術の間隔をあけずに追い打ちをした場合なども問題が起こることがあります。皮膚が引き締められすぎて、陥没したようになったり、吊り上げられたようになったり、する可能性があります。適切な施術回数を選ぶことが必要です。医師も「患者のいいなり」になってくれる人がいいとは限らず、時には「照射しすぎだから」と諭してくれる人のほうが、いい場合もあるのです。

2010年1月6日水曜日

口コミ情報は鵜呑みにしない

サーマクールの口コミ情報は、参考になりますが、鵜呑みにしないことも大事です。口コミ情報というのは、書き込みをしている本人には悪気がなくても、どうしても「自分の肌が改善されたら『良い』」「自分に合わなかった場合には『悪い』」という観点から、かかれるものだからです。サーマクールは、シワやたるみの解消が、メスを使わずにできる、という方法ではあります。しかし、メスを使って皮膚を縫いつめるフェイスリフトや、糸を埋め込んで皮膚を持ち上げるフェザーリフトなどの方法に比べると、効果のほどはやはり、劣ります。「何を第一希望として、サーマクールを利用したのか?」ということを明確にしておかないと、「期待が高かったのにがっかりした・・・」ということに、なるかもしれないのです。また、サーマクールは「にきび跡の改善もできる」という話もありますが、クレーター状になるほどの重症のにきび跡というのは、医療用レーザーを用いる方法のほうが、効果があるとも言われています。サーマクールの口コミ・評判を参考にするなら、サーマクールやそのほかの機器の特徴を頭に入れておきましょう。そして、書き込みをされている人が「何を改善しようとして、実際に改善できたのか?」という点を、冷静に読み取りましょう。

2010年1月1日金曜日

サーマクールの効果には個人差があります

サーマクールは、何にでも効くという方法ではなく、向き・不向きがあります。それは「どんな皮膚トラブルを抱えているか」ということの向き不向きという意味と、効果の現れ方をどう受け止めるかという、患者個人個人にとっての向き・不向きという意味があります。サーマクールは高周波を利用した機器で、シワやたるみの改善に向いているとされています。ただし、しみには効果がありません。また、にきび跡への効果はゼロではないようですが、にきび跡の改善という点だけを見れば、他にも優れた機器があります。こうした「何に効くか」ということを事前に勉強して、利用者も賢くなっておかなければいけませんね。また、サーマクールは痛みがあるといわれています。しかし、即効性もありますし、数ヶ月は効果が持続するといわれていますので、他の方法に比べて通院・施術回数が少なくてすむといえます。サーマクールほどの痛みがない方法もありますが、効果が出るまでに何度か通院しなければならない、効果の現れ方が緩やかであるといったことも、言えます。自分のライフスタイル、通院可能な回数、料金などのさまざまな条件をもとに、どの方法を受けるかを選ぶことになります。基本的には、今のことだけではなく「その条件で通院を続けることができるか?」ということをポイントに、治療方法を選ぶと良いでしょう。

2009年12月27日日曜日

イスラエルで開発されたリラックスF

サーマクールとリラックスFは、よく比較され「どっちがいい?」という話題になります。リラックスFには他の機器とは違って、アジア発祥という特徴があります。リラックスFはイスラエルで開発された医療機器で、その後、美容に関する関心が高い韓国でも歓迎された、という歴史があります。同じアジア人種、黄色人種の肌に効果があるということは、同じアジア人種である日本人にとっても、安心度の高い機器といえるでしょう。サーマクールとリラックスFは、どちらも「シワ、たるみを改善する」という効果がありますが、効き目の現れ方には違いがあります。リラックスFのほうが効果の現れ方が緩やかで、何度かの施術を受けなければ、効果を実感できないという面は、あるようです。しかしその分、サーマクールと比べて、皮膚の弱い人でも安心して受けられる、ともいえます。サーマクール、リラックスFのどちらを選ぶかということは、事前に検討しておきましょう。とくに「皮膚の弱さ」を自覚している人ほど、万が一トラブルになった場合の回復の仕方にも、関係してきます。事前にどちらを選ぶかを考えておきましょう。自分が治療を受けたい施設が、どちらの機器を採用しているか、得意としているかということから、まず調べることが大事です。